最初にやったこと

顔面神経麻痺の治療で医師に最初に聞かれたことは、いろいろありましたが記憶に残っているものを列挙しますと、先天性なのか？家族に同じような症状の人がいるか？いつから麻痺が始まったのか？何かケガ（外傷）や病気をしていないか？今掛かっている他の病気（たとえば精神疾患や糖尿病などの生活習慣病）はないか？耳鳴り、めまいなどの自覚症状はないか？耳に痛みがないか？というようなことでした。あと、口の中と耳の視診のほか、アブミ骨筋反射、血液検査とＭＲＩをしました。

脳の病気とは限らない

顔面神経麻痺というと、私はてっきり、脳腫瘍や脳梗塞などの脳の病気によるものが殆どだと思い込んでいたのですが、後で医師に詳しく聞いてみたところ、脳腫瘍や脳梗塞などの病気によるものもあるけれど、顔面神経麻痺だけに関していえば可能性は少なく、耳の病気やウイルス、他の病気によるものが多いとのことでした。
（検査後に分かったことですが脳の病気ではありませんでした）

統計的なデータに関しては確認することが出来ないので、もしかしたら、私があまりにも脳の病気ではないかと神経質だったため、安心させるための医師の心遣いだったかもしれません。

注意点

この記事内容は私の感じたことであり、医学的根拠はありません。病状や治療方針、治療方法によっても異なるはずですので、妄信することなく、実際の治療を通じて医師に確認するようにしてください。

顔面神経麻痺の原因には、脳の疾病によるもの、ウイルスによるもの、外傷によるもの、原因がはっきり分からない急性のものがあります。

顔面神経麻痺の治療は問診や検査から始まり、脳外科、形成外科、神経内科、及び薬物療法、物理療法などにいたります。

顔面神経麻痺の症状には顔の一部が麻痺するもの、耳鳴り、めまい、耳痛があるもの、帯状疱疹があるものなどさまざまです。